堀口大學(堀口大学)の豆本
本というプロダクト
本はプロダクトである。本が出版される、あるいは流通される、人の手に渡る、残されるためには、デザインはもちろんのこと、内容が重要である。
内容が写真であれ文章であれ詩であれ、それらはアートとも接点を持ち、時にアートそのものとなり得る。(そういえば大学時代に生協に積んであった『永遠の仔』の表紙は船越桂だったなぁ。)
だからこそ本や雑誌という形態は、写真家にとっての写真集であれ、詩人にとっての詩集であれ、漫画にとっての一般誌であれ、重視してしかるべき存在であると共に、時に完成されたプロダクト足り得るのだ。
残すべき本
ここで紹介するのは特装本だが、雑誌だろうが大衆本だろうが名作というものは存在する。初版本はもちろんのこと、文庫本の装丁まで、こだわりを持って作られ成功した例も山ほどあり、その後の改訂で二度と戻って来ない版も山ほどある。そう感じている商品を、ANTI-ICON.select又はARTBOOKSで紹介しておきたいのである。
それらはいつの間にかなくなってしまうから。